米国ウエストバージニア州政府日本代表事務所

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航空機産業の集積地、ブリッジポート市

ブリッジポート市に拠点を構えるプラット&ホイットニーエンジンサービス社ではジェット機やプロペラ機のエンジンが解体、検査、修理、再組立、テスト飛行がされ、その後顧客に納入されます。同社ではこういった作業が月に40回ほど繰り返され、プラット&ホイットニー社製のエンジンがよみがえっています。


顧客のリストには投資銀行家、国際企業、ヒルトンホテル一族、はたまたナイジェリアの大統領機まで様々です。



同社の従業員が仕上げるこれらのルーティンは小さいながらも成長を遂げている州の航空機産業の一例です。ブリッジポート市には10の航空機関連産業が立地しており、そのほとんどがノースセントラルウエストバージニア空港の周りにあります。これらの企業はこの地域の経済をけん引する大きな機動力になりつつあります。


州の他の地域では経済を多様化するのに手間取っているところもありますが、ブリッジポート市はこれまで永きにわたり前上院議員ロバート・C・バードをはじめ多くの地域のリーダー、州のリーダーたちが注力してきたお陰で、同産業が伸び続けています。


州間高速道路I-79のすぐ東にある滑走路2377メートルの地域空港はこれまでに多くの航空機関連の企業をひきつけてきました。革新的研究・デザインを得意とし米軍との取引も多いオーロラフライトサイエンス社、世界で3番目に大きな商業用航空機メーカーのボンバルディエ社も同空港工業団地に立地しています。


同空港と周辺のビジネスのインパクトの価値を評価すると、同産業は地域経済に毎年10億ドルの経済効果を生み出しています。2014年の統計では同空港周辺で1500名が直接雇用されており、毎年所得税で1億3000万ドル以上を寄与しています。


同地域の航空機産業を語るうえで外せないのがローバート・C・バード国立航空機教育センターです。同センターはフェアモント州立大学、ピアポント地域技術単科大学と同じ敷地内にあり、企業の即戦力となる技術者を養成しています。


航空機産業で米国進出をお考えの企業の皆さま、ぜひウエストバージニア州日本事務所までお問合せください。

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