米国ウエストバージニア州政府日本代表事務所

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国際部長、シェールについて語る

2016年2月、ウエストバージニア州産業開発局の国際部長スティーブ・スペンスが化学工業日報のインタビューに応じ、州のシェールガス開発の現状や展望について次のように語りました。
「ウエストバージニア州には化学産業に必要とされるインフラが整い、シェール開発による原料調達の利便性、熟練した労働力や市場へのアクセスなど新規投資に理想的な環境がある。現在では州内で製造される製品群が収益性の高い製品にシフトしており、ポリマーやスペシャルティケミカルなどが多く、ダウケミカル、デュポン、コベストロ、ケムチュラ、クレハ、クラレなども製造拠点を構えている。ここ数年はシェール開発でかつてのコスト競争力も戻りつつあり、ウエストバージニア州は基本的には連邦政府の基準よりも厳しい規制を課していないので、この一連のシェール開発で長期的な化学産業の競争力を確保できる。現在保留状態であるエタンクラッカー建設プロジェクトも実行されれば原料調達の利便性を高めるために州政府が支援して新たなパイプラインを敷設する。今後は上流の開発とともにダウンストリームの発展にも力を注いでいく。」

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